新政府軍の艦隊は松前に集結。海・陸両方からの攻撃に晒される松前の伊庭八郎たちは、本営からの撤退命令に納得できず、一気に江刺を攻める策に出る。一方、二股口を守る土方は、善戦を続けていた。出自も蝦夷にやってきた理由もバラバラな兵士たちを、土方は鼓舞し、率いていくが……。俺たちが負けない限り、敵は決してここを通れない――。新時代の息吹に逆らい、意地を通して戦う熱い男たちの物語、第六弾!!