傲岸不遜な振る舞いが奇病のスイッチだった。天戸童に感化され、生まれ変わったかのような自分に気がついたジェイムズは「天戸教団」の立ち上げを決意。そして思いつきで始めたキャンプの夜、天戸は火を囲む人々に対して言葉を綴る。その内容は天戸童と神の代理人が交互に入れ替わる不思議なものだった―――。