列強各国の思惑と陰謀が渦巻く国際会議では、ヴァイセン国王の暗殺を未然に防ぐ活躍をみせたバルツァー少佐。ところが、大局的には大陸の情勢とバーゼルラント国内の政情はさらに不安定となってしまう。様々な苦楽を共にした士官学校の生徒達に感情移入し始めたバルツァー少佐は、混乱するバーゼルラント国内の状況を収めるために腐心する。しかし国内情勢の不安と兄弟王子の確執は頂点に達し、ついに取り返しのつかない事態に発展する!!