幸せになりたくて、この家を選んだのに、なぜこんなことになったのだろう―。ハルが勤める早乙女不動産の客だった男が、マンションの一室で死んだ。事故死にも思えたが、その男は、様々な人とトラブルを抱えていて…。そして、死の当日、男と言い争っていたところを目撃されたハルも容疑者のひとりになってしまい!? 家の数だけ物語がある。でもそれは、いいものばかりとは限らない…。長浜幸子が描く事故物件のスリル、第6巻。