紀元前202年、没落と滅びの運命を辿るはずだったハンニバルと項羽。ともに運命に抗い、ハンニバルはローマを制し、項羽は漢を滅ぼした。互いの存在を感じ取った二人は東西を支配する世界皇帝になるべく進軍を開始。西はパルティア、東は匈奴。ハンニバルと項羽が戦いを挑んだ国は、くしくも圧倒的な騎馬部隊を有する国家だった。