「優士、俺のこと 好き?」駿人へのこの感情を、なんと呼ぶのだろう?優士はついに、その名を知ってしまった。アメリカへ旅立つ駿人と菊花を見送って家を手放すことにした優士とコウは、それぞれ、ひとり暮らしをはじめる。けれど家族の面影がなくなった生活に優士はしだいに憔悴して―――。いつだって側にいて、想い続けてくれたのは駿人だった。中山家・10年の日々と恋、ここに完結!!さらに、コウと日高編、描き下ろし6P収録!【紙&電子共通応援書店ペーパー収録】