ここは数多の強奪者(=ドロボウ)が跋扈する街。「理想」を盗むドロボウとの戦いで傷ついた如月ウロは強制入院を余儀なくされる。そんな折、有馬刑事の従姉妹が非業の死を遂げた。この新たな怪事件に有馬は単身で挑む。さらに、一切の記憶を持たぬウロの過去が次第に問題視され、物語は風雲急を告げる。果たしてドロボウとは如何なる存在なのか!? ヒット作『エンバンメイズ』の作者が満を持して放つ、究極の異能活劇!