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楠桂
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明かされざる歴史の闇には「鬼」に連なる真実が隠されている…。 人を超越した圧倒的な力を持つ鬼。 その肉を断つことのできる神器名剣「鬼切丸」を携えた少年は、人間の天敵である鬼を倒す日々を送っていた。 慶長5年、四国・土佐の地に巻き起こる「浦戸一揆」。 犬神使い「なつ」と、一領具足「甚八」はそこで出会う。 土佐の地にはびこる鬼を討つ宿命を背負いながらも権力に迫害され、滅亡の一途を辿る犬神使いは、半農半兵の鷹揚な野武士とやがて恋に落ちるが、2人の運命は戦乱の世に翻弄されていく。 陰謀・裏切りにまみれた激戦が次々と鬼を生み、鬼切丸の少年は呼び寄せられる様に土佐の地に降り立つのだった…。 第7巻は土佐・宇和島を舞台にした四国編全4話と「卒塔婆鬼小町」を収録。 儚い世を生きた女たちの業と愛をめぐり、鬼と化す者、鬼を断つ者、それぞれの情念が入り乱れるエモーショナルロマンスアクション。 天才女流作家・楠桂が描く「日本史の闇と鬼切丸の少年との戦い」に刮目せよ!! ※電子版は書下ろしイラストへの作者サインを収録。
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