記憶を失い、輪で療養中の嘉禄と、献身的に嘉禄の世話をする无。自らの記憶と向き合う決心をした嘉禄に、腕輪を差し出す无だったが、二人は腕輪の持つ不思議な力で、見知らぬ森に飛ばされてしまう。无から助けを求められた花礫はすぐに捜索に向かおうするが、クロノメイには“学園を離れることはできない”というルールが――。