家族の食卓　3

作品内容

結婚して５年目になる共働きの妻と夫の間に子供はいない。二人だけの家族だが幸せだった。ある日、夫が７歳になる子供・ケンジを家に連れてきた。遠い親戚の子供で、３日間だけ預かることになったのだという。突然のことに戸惑いを隠せない妻だったが、すぐにケンジの純真さ、天真爛漫さに心を奪われ、１日ですっかり打ち解けてしまう。２日目、会社にケンジを連れていった妻は、会社の同僚は「ご主人がヨソで産ませた子供じゃないの？」と言われる。子供を産めない身体の妻は動揺し、些細なことでケンジを叱りつけてしまう。帰宅後、夫とも口論となり、家の中に不穏な空気が流れる。そんななか、ケンジは「ママとパパのとこに帰る」と言い出し始め…（第１話）。▼遠藤めぐみ、32歳独身。転職して、現在外資系の化粧品会社勤務。一流広告代理店に勤める彼氏あり…。そんな、誰もが羨むようなキャリア・ウーマン人生を送ってきためぐみだが、ある日突然会社の新プロジェクト・チームから外され、彼氏にもふられてしまう。おまけにその精神的ショックから、なんと左耳まで聞こえなくなってしまった！　そんなとき、高校の同級生・乃理子に偶然町で出会う。高校時代、男子の憧れの的だった乃理子だが、今は専業主婦となって夫の両親と同居しているのだった（第４話）。

• 出版社 小学館
• カテゴリー 少年・青年
• ジャンル 青年コミック
• 掲載誌 ビッグコミック
• シリーズ 家族の食卓